誰も寝てはならぬ。

今さら聞きづらいようなネットやパソコンのコトを書いています。

今さらながら「ネットの釣り師」について。

ネット釣り師とは通常、掲示板等に偏見や超自己中心的な意見を投稿して読み手を怒らせたり反論させたりする愉快犯のような人のことを指します。

例えば、例が古いですが、

本屋で、夕食のレシピを写メールしていただけなのに、怒る店員をどう思いますか?

私は何も悪いことはしてないのに・・・

娘や夫に美味しい料理を食べさせてあげたいと思い、本屋で料理雑誌を読んでいました。

何冊かに欲しいレシピがあったので、写メールで次々に欲しい本を撮っていたのですが、しばらくすると店員がやってきて、「買わないのであれば止めてもらえますか?」と言われ腹が立ちました。(後略)

これなどは、釣り師としては“ネタ臭”が、かなり匂うほうだと思います。

ただ、やはり多かれ少なかれ釣られて反論する人もそれなりにいるわけで、その炎上度合(反論の数)が釣り師の愉しみ。

昨日、別のブログで、さきほどの例(本屋で夕食のレシピを写メして何が悪いの?)よりも秀逸なネット釣り師の記事を書きました。

参考:「東京成長学校」式 アクセスアップ法。

その記事で採りあげたブログも、ちょっと他の投稿記事もあわせて読めば“釣り”とわかります。

しかし、1つの記事(単体)だと判断に迷うというネタの創作レベル、および投稿が「あまりに非常識(理不尽)な目に遭っている相談者」と、「その理不尽さを肯定もしくはスルーしてしまう回答者」という独創的なシチュエーションを編み出している点で秀逸と思った次第です。

秀逸かどうかの判断は当然、釣りとは思わなかった(=マトモに受けて反論する)人の多さでしょうが、詐欺じゃないけれど、騙すための創意工夫や文章力がモロに試されるという点が面白いんでしょうね。

ちょっと歪んでいるというか、決してホメられた趣味ではないはずですが、かなり頭を使うというか、知的(?)な創作作業じゃないかと思います。

前述のシチュエーション(相談者と回答者)を借りて私もちょっと考えてみたのですが・・・。

【相談者:高校生】

英語が好きで英会話の塾にも通っていますが、今度英語の弁論大会にエントリーしようとしたら、容姿の問題で担任から辞退するように言われました。

【回答者】

時々聞く話ですね。こっそりプチ整形に行かれて、担任に再度評価していただくのもよいかも知れません。

0.5秒でネタとわかりますかね。